防災と防犯

本当に役に立つ防災グッズ

本当に役に立つ防災グッズは、実際の被災者の声を参考に作られたものが一番です。
プロの防災士が選んだとしてテレビや雑誌などで紹介されている非常持ち出し袋は、震災の被災者の声を参考にしつつ、本当の非常時の避難生活で必要となるものを重量・サイズ・耐久性・使用期限・品質・使い勝手などを考慮しながら厳選して選んでいます。
この持ち出し袋の中にあるグッズの中で注目すべきは、電池がいらないダイナモライトや新タイプの固形燃料などです。
先の東日本大震災では、東北はもちろん、関東地方でも13時間という長時間の停電に見舞われたところもありましたので、こういう電池がなくても点灯する電灯や、すぐに使える固形燃料などがあると重宝することまちがいなしです。
また、この持ち出し袋は女性や高齢者でも簡単に持てるよう、5キログラムという軽量におさえてあるのもよいと思います。

火災保険は住まいの地域や地形で選ぼう

昨今は、日本全国どこに住んでいても、天災による被害を受ける確率が高くなってきました。
日々、日本中のどこかで大雨や落雷、洪水や床下浸水などの損害を被っている方々のニュースを目の当たりにして、「自分は関係ない」とはとても思えない状況になってきています。
せっかくの一戸建てなら、もしもの時のために保険を掛けておくことは、当然のことです。
例えば、火災保険が一般的です。
色々な会社から出ていますし、補償内容や金額はそれぞれ違いますので、無理のない範囲で、しかしながらしっかりと補償してくれるものを選ぶ必要があります。
よく住宅メーカーが提案してくれた火災保険に、よく分からないからとりあえず入ってしまう方もいますが、住んでいる地域や地理によって必要だったり、また不必要だったりする項目はありますので、しっかりと補償内容を確認し、できれば複数の会社で見積もりを取って比較することが大切です。
例えば、河川やダムの近い地域にお住まいの場合、火災保険には水災保障も付けた方が安全ですし、風の強い地域にお住まいなら、風災保障も付けた方がいいでしょう。
総合的に何でもカバーしているものよりも、お住まいの地域や地形に合わせて、ご自分で火災保険をアレンジする方がお得で賢く加入できます。